古墳群に暮らした人たち—集落遺跡からみる古市古墳群—
展覧会情報
開催期間
2021年7月17日 〜 2021年9月5日 まで
概要
世界文化遺産に登録された百舌鳥・古市古墳群では、今日までに多くの発掘調査が行われています。それにより、現在も墳丘を残す古墳の周囲にあったものの地中に埋もれた、造り出しや周濠、外堤といった様々な周辺施設が確認されることで古墳そのものについての新たな情報が得られ、また墳丘を失った古墳の存在などが明らかになることで古墳群についての新知見が得られています。それとともに古墳だけでなく、そのそばで暮らした人たちの活動の痕跡についての資料も多く確認されています。今回の展示では、古市古墳群内で行われた最近の調査・研究成果や従来から蓄積された資料の中から、主に古墳時代における生活に直接かかわると考えられる資料を紹介し、古市古墳群の集落遺跡について考えたいと思います。