京都の中学校150年のものがたり—京都府中学校から新制中学校まで—

展覧会情報

京都の中学校150年のものがたり—京都府中学校から新制中学校まで—
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開催期間

2020年12月5日 〜 2021年3月22日 まで

概要

  今から150年前の明治3(1871)年12月,京都で初めて「中学校」の名を冠し,なおかつ番組小学校を修了した人等を対象とした学校である「京都府中学校」の開業式が実施されます。本市では,昨年の番組小学校150周年に続き,なんと今年も中学校150周年という記念すべきメモリアルイヤーを迎えるのです。
  この150年の歴史のなかには,現在と違うからこそ面白く,不思議で新鮮な数多くの事実をみつけることができます。例えば,戦前期の中学校(旧制中学校)は男子のみが通う学校で,それゆえに現在の中学校(新制中学校)とは,特徴も学校生活も全く異なる学校でした。一体この旧制中学校では,どのような学校生活が送られていたのでしょうか?またそんな旧制中学校から,戦後に新しく男女共学の新制中学校へと通うこととなったとき,生徒たちはどんなことを思い,どのような形で学校生活を過ごすようになったのでしょうか?そして,新旧両者の中学校の原点となった「京都府中学校」は,旧制中学校の制度確立(明治30年代)よりもずっと前につくられていたからこそ,この旧制中学校とも異なり,さらには同時代にあった中学校とも異なる,京都独特の学校としてあゆみをみせることになりました。この「京都府中学校」とは,いったいどんな学校なのでしょうか?
  こうした京都の中学校の歴史に関する様々なトピックに焦点を当て,そのなかで紡がれてきた150年の「ものがたり」を紹介するのが,この企画展です。
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