国宝鶴岡八幡宮古神宝
展覧会情報
開催期間
2024年1月4日 〜 2024年2月12日 まで
概要
鶴岡八幡宮は、康平6年(1063)に源頼義が石清水八幡宮を勧請した由比若宮を、その子孫である源頼朝が治承4年(1180)に現在の場所に遷座したものです。以来、鎌倉幕府の宗祇の首座に置かれ、源氏の氏神・武門の守護神としてあつく崇敬されました。源氏三代の後も歴代の為政者の尊崇を集めながら、その庇護のもとに社勢を維持し続け、現在も宇佐・石清水とともに全国の八幡宮を代表する大社とし広く知られます。毎年、9月15日に挙行される例大祭は、同宮のもっとも重要な祭礼として位置付けられています。その起源は古く、『吾妻鏡』によれば、文治3年(1187)に放生会と流鏑馬が行われたことに始まります。
年に一度の本展では、800年を超える伝統をいまに伝えるこの例大祭の時期に合わせて、同宮が守り伝えてきた神宝を一堂に展示します。鶴岡八幡宮が誇る歴史と美をご堪能ください。