江戸の博物絵師関根雲停-牧野富太郎が愛した植物画

展覧会情報

江戸の博物絵師関根雲停-牧野富太郎が愛した植物画
TimeTreeで予定登録する Googleで予定登録する
終了(予定登録はできません)

開催期間

2020年7月15日 〜 2020年9月6日 まで

概要

練馬区立牧野記念庭園記念館は、2010年8月にリニューアルオープンし、最初の企画として開館記念特別展「牧野富太郎の植物画コレクション―服部雪斎と関根雲停を中心に―」を開催いたしました。今年は10周年を迎え、記念特別展として、新たな研究成果を盛り込んだ関根雲停の植物画を展示いたします。 関根雲停(1804-1877)は、江戸時代後半に活躍した絵師です。その筆致には、植物の生い茂る様を捉えたようなおもしろみがあります。動植物を描いた雲停の絵は、当時人気が高かったと言われ、殊に富山藩主前田利保(1800-1859)は、彼を重用し植物画の制作を命じました。牧野富太郎博士(1862-1957)も雲停の植物画に魅せられた一人です。若い頃に、郷里高知県の知人から、利保がつくらせたとされる雲停の植物画を譲り受け、晩年には、それらの敷き写しを大前静氏に依頼しました。
本展では、博士がつくらせた雲停の模写図を展示し、併せて、大前氏のご遺族が練馬区に寄贈されました模写のための下絵を、この機会に初公開いたします。また、雲停の魅力をより一層知っていただくために、雲停が描いた渡来植物の図を以下のような日程で展示いたします。
» 展覧会公式サイトへ行く
この展覧会をSNSでシェアしよう!
B!