「棟方志功サミットin(イン)杉並」記念特別展棟方志功と杉並「荻窪の家」と「本の仕事」
展覧会情報

開催期間
2021年10月30日 〜 2021年12月5日 まで
概要
青森で生まれた棟方志功(1903年~1975年)は、画家を志して上京し、大正15年(1926年)から昭和2年(1927年)まで、同郷の画家・松木満史が阿佐ヶ谷に借りたアトリエで共同生活を送りました。その後、昭和26年(1951年)に疎開先の富山県福光町(現・南砺市)から荻窪に転居し、昭和50年(1975年)に亡くなるまで創作活動を行いました。そしてこの杉並の地で「世界のムナカタ」としての国際的な名声を確立したのです。
この展覧会では、昭和31年(1956年)にヴェネツィア・ビエンナーレにおいてグランプリを受賞した「柳緑花紅頌(りゅうりょくかこうしょう)」をはじめ、棟方ゆかりの人々が所蔵していた作品のほか、創作の舞台となった「荻窪の家」と、挿絵・装幀など棟方の「本の仕事」に着目し、棟方と杉並との関わりや幅広い「芸業」を紹介します。