文化遺産調査特別展谷文晁の末裔—二世文一と谷派の絵師たち—
展覧会情報

開催期間
2021年10月1日 〜 2021年12月5日 まで
概要
江戸時代後期、足立地域の人々と、江戸下谷の文人-絵師・書家・文芸者たち-が共に書画俳諧を通じた交友を楽しむ豊かな文化が花開きます。この時、足立の文人活動の中心的な参加者となったのが、関東画壇の代表格として名を馳せた絵師、谷文晁でした。
これまで郷土博物館では、谷文晁とその一族・門人にまつわる調査を続けてきました。
本展では、文晁の孫としてその系譜を継いだ二世谷文一に注目し、二世文一が仕えた宮津藩(京都府宮津市)や深い交流を結んだ足立の地をはじめ、各地に残る資料から未だ謎の多いその経歴・活動に迫っていきます。
さらに、二世文一と同時代を生きた文晁一門「谷派」の絵師たちの活動をご覧いただきます。