やわたで愛された地域のたからもの~つながる文化財~

展覧会情報

やわたで愛された地域のたからもの~つながる文化財~
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開催期間

2021年10月23日 〜 2021年12月5日 まで

概要

京都府の南西に位置する八幡市には、多彩な文化財が伝わります。古墳時代にさかのぼるガラス玉やイヤリング。奈良時代頃の廃寺跡から出土した美しい奈良三彩の陶片。生駒山系の東端に位置する男山が育んだ自然と信仰が融合する石清水八幡宮の文化遺産。石清水八幡宮の社僧・松花堂昭乗ゆかりの茶道具。江戸時代に選ばれた「八幡八景」にまつわる詩歌や絵画。円福寺ゆかりの歴代名僧による墨蹟やほっとする禅画など。時代をこえて、人と自然の営みの中で育まれた文化財が、現在も受け継がれています。展覧会では、八幡市内の社寺、個人のご協力を得て、ゆかりの文化財をご紹介します。 また、八幡ゆかりの文化財の中には、八幡を離れて受け継がれるものもあります。慈光明院(山形市)には、かつて松花堂昭乗のもとで茶会の床を飾り、その後も「八幡名物」として愛された藤原定家の書蹟(「大願文」、「小願文」)が伝わります。このたび、藤原定家筆「大願文」(山形県指定文化財)、「小願文」をはじめ「鶏図」が八幡に里帰りいたします。 古代から近代まで、八幡の歴史を彩る小さなピースをつなぎながら、ひと時のタイムトリップをお楽しみ頂けましたら幸いです。
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