再興やわた南山焼でめぐる八幡八景
展覧会情報
開催期間
2021年9月4日 〜 2021年10月10日 まで
概要
やわた南山焼は、大坂の豪商・浅井周斎(1720~1800)が隠遁してこの地に移住し、窯を開いたのが始まりです。周斎の没後は一旦途絶え、明治時代から昭和のはじめまでは再興と廃絶をくり返しました。再興南山焼の中には、“八幡八景(やわたはっけい)”を描いた揃いの器があります。八幡八景は、石清水八幡宮の官人であり連歌に造詣の深かった柏村直條かしむらなおえだ(1661-1740)が定めた景勝地です。
本展示では、当館に寄贈・寄託された再興南山焼に加えて、個人がご所蔵する作品を展示し、再興の歴史と八幡八景の成り立ちと展開について紹介します。