収蔵品展画家の視点

展覧会情報

収蔵品展画家の視点
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開催期間

2021年4月1日 〜 2021年6月6日 まで

概要

 美濃加茂市民ミュージアムでは、「地域ゆかりの作家」「芸術と自然」「日本近現代の版画」を収蔵方針として、美術工芸作品の収集と保存を続けています。
 今回の収蔵品展では、「地域ゆかりの作家」による作品群の中から、美濃加茂市出身の日本画家と油彩画家の絵画を展覧いたします。日本画からは伊深町出身の大矢峻嶺、古井町出身の渡辺浩、森山町出身の宮本脩子の作品、洋画からは蜂屋町出身の坂井範一、下米田町出身の山田貞實、蜂屋町出身の村瀬卓郎の油彩画を展覧いたします。
 大矢峻嶺、渡辺浩、宮本脩子の絵には、暮らしの情景からモチーフを見出す独特の目線と卓抜な描写力を感じ取ることができます。山田貞實は人間の内面世界を見つめるようにして、画面の中に物語を紡ぎ出します。坂井範一と村瀬卓郎の抽象的な作品には、物象を色と形に置きかえて描く絵画の原点への視座と自由な感性が感じられます。
 どの絵も細部まで余念なく、丁寧に描き込まれています。ひとつひとつの絵に画家が描きたかった「何か」が込められています。その視点を探るように、絵の世界をお楽しみいただければ幸いです。
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