『峠』—河井継之助は何を見据えたか
展覧会情報
開催期間
2021年3月16日 〜 2021年10月31日 まで
概要
『峠』は、幕末の動乱期、越後長岡藩家老・河井継之助の生涯を通して「侍とはなにか」を描いた作品です。諸藩が官軍と幕軍に分かれる中、継之助は開明的な考え方を持っており、藩をヨーロッパの公国のようにして中立を保ちたい、と考えていましたが、官軍との交渉の中で戦いをさけられず、武士としての決断をし、激戦の渦中へ。
展示では壁面に継之助の足跡年表を掲示。「長岡藩」「陽明学」「旅」「藩政改革」「経済」「北越戦争」などのキーワードをもとに、長岡城攻防絵図、地図などを添えて継之助の足跡と背景を見せます。