安城の今昔2こよみとくらし—冬暖夏涼・季節道具—
展覧会情報
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開催期間
2020年4月25日 〜 2020年6月28日 まで
概要
平成31年度から企画展「安城の今昔」と題して、収蔵品の中でも展示の機会が少なかった民具を中心とした展覧会を開催することになりました。1回目の消防の道具に続いて、今回の2回目では、暦と季節にかかわる道具について展示します。日本では昔から「春夏秋冬」という四季の移り変わりに合わせて生活環境を変えて暮らしてきました。また、それをこよみで確かめながら日々生活をしてきました。
現在は衣食住が整い、季節感のない生活を送ることも可能となってきましたが、今から60年程前の昭和30年代までは、季節の変化は生活環境の変化と密接に関わってきました。季節ごとに替える衣類や食べ物があり、なかでも夏の暑さや冬の寒さをしのぐため、虫を払ったり風を入れたり、暖をとるための様々な道具が使われてきました。
今回の展示では、こよみと季節に合わせた当時の暮らしを道具からみてもらう企画とします。