館蔵品展展覧会のちょっといい話絵本と近代美術のあれこれ
展覧会情報
開催期間
2023年11月18日 〜 2024年1月8日 まで
概要
板橋区立美術館の特別展『館蔵品展 展覧会のちょっといい話 絵本と近代美術のあれこれ』は、同館の近現代美術と絵本をテーマに、選りすぐりの作品や資料を、とっておきのエピソードとともに紹介する展覧会です。同館は、1979年の開館以来、実にさまざまな展覧会や教育普及事業を開催してきました。その過程では、紹介しきれないほどたくさんの情報や資料が集まります。本展では、同館にゆかりの深い画家やアーティストたちの作品や資料を、エピソードとともに紹介しています。
近代美術の分野では、戦前に池袋モンパルナスに住み、戦後に板橋区内にアトリエを構えた井上長三郎、井上照子、寺田政明、古沢岩美を紹介するほか、現在区内で制作を続ける深井隆と丸山常生の作品も展示しています。あわせて、昨年度同館に寄贈いただいた近代美術の作品もご紹介しています。
絵本の分野では、1998年から続いているワークショップ「夏のアトリエ」にまつわる資料やエピソードを紹介するほか、2017年に展覧会を開催して人気を博したタラブックス、近年取り組んでいる「さわる絵本」や触察パネル、さらには武井武雄の刊本作品やポール・コックスのインスタレーションも展示しています。
これまでの同館の活動をご存知の方には、懐かしい作品やエピソードもあるかもしれません。また、同館を初めて訪れる方にも、同館の魅力を知っていただける機会です。ぜひこの機会にご来場ください。