秋季名宝展
展覧会情報
開催期間
2023年10月13日 〜 2023年12月4日 まで
概要
京都の嵯峨野にある旧嵯峨御所大覚寺門跡霊宝館で、秋季の名宝展が開催されています。本展では、大覚寺ゆかりの仏像や絵画、工芸品など、約100点を展示します。
中でも注目は、大覚寺本尊である平安時代後期の仏師明円作「五大明王像(重文)」です。五大明王は、密教において、煩悩を断ち切り、衆生を救済する力を持つ五つの尊格です。本展では、五大明王像の全身像を初めて公開します。
また、室町時代の仏師定朝作「愛染明王坐像(国宝)」や、江戸時代の陶芸家尾形乾山作「青磁花瓶(重要文化財)」など、日本美術の代表作も多数展示されます。
ほかにも、大覚寺の歴史や文化を紹介するパネル展示も行われます。
本展は、大覚寺の歴史と文化を深く理解する絶好の機会となるでしょう。