特集展示茶の湯の道具茶碗
展覧会情報
開催期間
2023年6月20日 〜 2023年9月10日 まで
概要
京都国立博物館で開催中の特集展示では、茶の湯に用いられる茶碗をテーマにしています。茶の湯で用いられる茶碗は、単に茶を飲むための器ではなく、手に取って鑑賞することができる数少ない道具であり、かつ亭主と客とをつなぐ大切な道具となっています。なかでも名碗と呼ばれる茶碗は、それ自体が風格や優美さを備えており、長年大切にされ、多くの人に賞玩されてきた豊かな歴史を持っています。本展では、そうした名碗の数々を、唐物茶碗、高麗茶碗、和物茶碗に分け、その種類や個性、それぞれの茶碗の由来や逸話などをまじえて紹介しています。建盞や天目などの唐物茶碗は、中国から伝来したものであり、日本では貴重なものとして珍重されました。高麗茶碗は朝鮮半島で作られたものであり、日本では利休以降に好まれるようになりました。和物茶碗は日本で作られたものであり、楽焼や伊賀焼など様々な窯元があります。これらの茶碗はそれぞれに異なる美しさや味わいを持ち、茶人たちの感性を刺激しました。同じ会場の展覧会
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