北澤美術館所蔵 ルネ・ラリック-アール・デコのガラスモダン・エレガンスの美

展覧会情報

北澤美術館所蔵 ルネ・ラリック-アール・デコのガラスモダン・エレガンスの美
TimeTreeで予定登録する Googleで予定登録する
終了(予定登録はできません)

開催期間

2022年6月4日 〜 2022年8月28日 まで

概要

このたび、岡崎市美術博物館では「北澤美術館所蔵ルネ・ラリック-アール・デコのガラス モダン・エレガンスの美」を開催いたします。
フランスのシャンパーニュ地方の小さな村アイに生まれたルネ・ラリック(1860-1945)は、アール・ヌーヴォーのジュエリー制作者、そしてアール・デコを代表するガラス工芸家として、二つの分野で頂点を極めた人物です。ラリックは1900年のパリ万博でジュエリー作家として脚光を浴びた後、1910年頃よりガラス工芸家となり、無色透明な素地を用いて鋳型成形によるシャープなデザインで、ガラス工芸を美術品にも負けない詩情豊かなものに昇華しました。
 花瓶、香水瓶、鉢、置物などに始まったラリックのガラス製作は、室内装飾、野外モニュメント、そして教会の祭壇にまで広がりました。1925年「アール・デコ博覧会」では、夜間照明付きの野外噴水を立て、建物の内外装にガラスを用いるなど、大胆な着想を実現して見せました。この展覧会は「アール・デコ様式」の語源となった展覧会でもあります。ラリックの作品は、装飾美術の価値を芸術の域まで押し上げ、生活に新たな美意識をもたらしました。
 本展では、世界屈指のガラスコレクションを誇る北澤美術館(長野県諏訪市)の豊富なコレクションの中からルネ・ラリックの作品を選りすぐり、ガラス工芸家としての全容をご紹介いたします。華やかで洗練されたフランス20世紀初頭のモダンな様式美をラリックによるガラス作品を通して是非ご高覧ください。
» 展覧会公式サイトへ行く
この展覧会をSNSでシェアしよう!
B!