特集展示大大阪、その西へ—湾岸・河口地域の変遷史—
展覧会情報
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開催期間
2021年12月22日 〜 2022年2月21日 まで
概要
明治維新後、著しい工業化によって近代都市となった大阪市は、大正14年(1925)、第二次市域拡張を行い、人口約211万人の「大大阪」と呼ばれる巨大都市となりました。大大阪の工業の中心地は都市の周縁部であり、とりわけ市域西部の湾岸・河口地域は港湾や大規模工場が立地するエリアとなりました。これらの地域は、江戸時代の新田開発によって誕生した農地でしたが、明治時代以降、工業地域に変わったものです。現在の区では、おおむね西淀川区、此花区、港区、大正区、住之江区にあたります。本展示では、大阪市西部の湾岸・河口地域について、写真、絵画、地図、絵葉書などのビジュアル資料を中心に紹介し、その変遷をたどります。