きのくにの宗教美術—神仏のさまざまな姿—

展覧会情報

きのくにの宗教美術—神仏のさまざまな姿—
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開催期間

2021年8月28日 〜 2021年10月3日 まで

概要

 和歌山県には、高野山や熊野三山、西国三十三所霊場 など、全国から多数の参詣者を集める大寺社が点在しま す。そして紀伊半島をぐるりと巡る広い県域に所在する 各地の集落には、住民が幾世代にもわたって信仰拠点と してきた寺社や堂祠が多数継承されています。それらの 信仰の場には、祈りの対象としての仏像や神像、あるい は仏の姿を描いた仏画が、数多く伝わっています。

 創立五〇周年を迎えた和歌山県立博物館ではこれま で、国宝・重要文化財など周知の文化財の普及に努める とともに、県内各地の寺社・堂祠の文化財調査を積極的 に行い、新たな資料の把握とその公開、そして情報の共 有化に努めてきました。

 この企画展では、そうした近年の調査活動のなかで新 たに確認された優れた宗教美術の数々を、「弘法大師と 密教の仏」「仏の群像」「山の神仏、港の神仏」「海を渡っ て仏は来たれり」の各章に分けて公開し、祈りの力で作 られ守られた神仏のさまざまな姿とその豊かな魅力をご 紹介します。

 かけがえのない文化財を未来へと継承していく上で、 この企画展が、地域の歴史と文化の新たな魅力を発見す るための一助となりましたら幸いです。
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