幻の天才画家鈴木華邨展—甦る花鳥風月の世界—
展覧会情報
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開催期間
2021年10月9日 〜 2021年12月12日 まで
概要
明治から大正にかけて活躍した鈴木華邨(すずきかそん)をおよそ30年ぶりに採りあげる展覧会です。優美で繊細、そして巧緻な写実性、四季感を生かした瀟洒な画風が特徴で、明治33年(1900)のパリ万国博覧会で受賞したこともあり、ヨーロッパで高く評価された画家の一人です。
国内でもイタリア公使館の壁画の花鳥画を手掛けたりするなど、その実力は高く評価されていましたが、現在では残念ながら当時の活躍の面影は無く、忘れさられた画家となってしまいました。
この展覧会は近年再評価されるようになった明治画壇でも中心的な活躍を見せた鈴木華邨を、小林一三コレクションを中心に、新たに発見された新資料や個人コレクションなどを一挙公開します!