難波をうたう—万葉集と考古学—

展覧会情報

難波をうたう—万葉集と考古学—
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開催期間

2021年10月2日 〜 2021年12月5日 まで

概要

大阪歴史博物館では、令和3年10月2日(土)から12月5日(日)まで、6階特別展示室において、特別展「難波なにわをうたう-万葉集と考古学-」を開催します。

日本最古の歌集『万葉集』。万葉集は大和(奈良)や東国に次いで難波なにわ(大阪)の歌が多く、難波は万葉人のもう一つのふるさとと言えます。本展では万葉集をひも解きながら、発掘調査で明らかにされた建物跡や祭祀の場、当時の暮らしや儀礼で用いられていた様々な出土品を手がかりにして古代の難波に迫ります。

展示では、日本最古の万葉仮名を記した「はるくさ」木簡(大阪市難波宮跡出土)のほか、万葉歌が墨書された木簡(レプリカ)を、万葉集の古写本と共に紹介します。そして藤原宇合うまかい によって「昔こそ難波田舎と言はれけめ 今は都引き都びにけり」(昔こそ 難波田舎と言われたろうが 今は都に做ならって すっかり都会らしくなった)と詠まれた奈良時代の難波宮・難波京について、豊富な出土資料をもとにして実像を描き出します。さらに、まじないに使われた人面墨画土器や木製形代かたしろなどを通して、幸さくあれと願った万葉人の多様な祈りに触れてみたいと思います。

考古資料と万葉歌・古代史の出会いによって生み出される古代大阪の新たな世界をご覧ください。
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