カメラ襲来!
展覧会情報
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開催期間
2021年7月31日 〜 2021年9月5日 まで
概要
手持ちのスマートフォンで動画を撮影し、友達と共有したり、SNSで拡散したり…今や世の中の大多数の人が、映像を撮影した経験をお持ちのはずです。家電量販店には、水中の様子を撮影する水中カメラや、登山や街歩きの様子を撮影するためのアクションカメラ、空からの様子を撮影するためのドローンカメラなど、いろいろな種類のカメラが並び「カメラ女子」や「ドローン男子」が売り場を眺める、そんな姿も珍しくありません。
今回の展示では、戦前の白黒カメラにはじまり、怪獣のように大きな初期のカラーカメラ、そしてスペースシャトルに搭載されたカメラと、これまでさまざまな映像をとらえてきた放送局のテレビカメラ・取材用カメラの進化に触れ、数分間しか撮影できないため一か八かでシャッターを切ったり、反射防止のためにハゲ頭にドーランを塗ったり、各時代の機材ならではのエピソードをまじえながら技術者の苦労やカメラマンの技をひもときます。
ムービー撮影のヒントが見つかるかもしれません。
博物館には放送用のカメラ機器がおよそ300点所蔵されていますが、今回の展示ではそれぞれの時代、番組やニュースで活躍した選びすぐりの約30点をご覧ください。