コレクションViewpointクリストとジャンヌ゠クロード—包む、覆う、積み上げる

展覧会情報

コレクションViewpointクリストとジャンヌ゠クロード—包む、覆う、積み上げる
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開催期間

2021年7月3日 〜 2021年10月3日 まで

概要

ブルガリア出身のクリストは、首都ソフィアの美術アカデミーで、絵画や彫刻そして建築や装飾美術などを幅広く学びました。1957年にウィーンへ亡命後ジュネーヴに行き、翌1958年にチューリヒで缶や瓶を布で包んだ「包まれたオブジェ」の制作を開始します。そして同年のうちにパリに居を定め、生活のために肖像画の依頼を受けるなか、依頼主の娘であったジャンヌ゠クロードと出会います。二人は同じ1935年6月13日生まれであることに運命を感じ、生涯を共にすることを決めました。

1961年より多様なプロジェクトを共同で構想し、その過程でクリストが制作した縮尺模型やコラージュなどを販売して資金を賄うことで、プロジェクトを実現させてきました。当館所蔵の作品もすべてこうした目的のために制作されたものです。

今回の特集展示では、全館コレクション展示のうち一室で、当館所蔵の16点を一挙に公開いたします。これらの作品の中には、今秋パリで実現が予定されている凱旋門を包むプロジェクトの初期構想や、日の目を見なかったアイディアも含まれています。巨大なスケールで構想され、さまざまな手法をとる各プロジェクトの完成イメージを、その概要とともにご紹介いたします。
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