水の波紋展2021 消えゆく風景から—新たなランドスケープ

展覧会情報

水の波紋展2021 消えゆく風景から—新たなランドスケープ
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開催期間

2021年8月2日 〜 2021年9月5日 まで

概要

江戸時代から東京のランドスケープは火事、地震、戦争によりそのありようを変えてきた。それは、オリンピックにおいても例外ではない。 1995年に開催した「水の波紋95」展では、アート作品を青山の街に点在させ、普段は歩かない都市の裏側の魅力をみてもらうことを意識しキュレーションを実施した。 今回の「水の波紋2021」では、変わろうとしている新旧の街並みの狭間にあえて作品を配置するよう試みた。企画者である私が地元住民ということで、子どもの頃よく遊んだ公園、同級生が住んでいた団地などを多く登場させることになった。再開発によってこれらが消えていくことに少し感傷的になった感もあるだろう。 オリンピックと同時期に開催ということから展示場所の確保が難しかったが、表通りから見えない現在の街の風景と、若いアーティストたちの街への想いを作品として見ていただけると確信している。

「パビリオン・トウキョウ2021」とあわせて9月5日まで開催しているので、2つの街の企画を一緒にご覧いただける。「パビリオン・トウキョウ2021」は、建築的で青山通りを中心としているが、「水の波紋2021」では、さらに小道に入りアート作品を1つ1つ訪ねていただきたい。今回街に放ったさまざまな作品が観客の皆さんの新たな発見に繋がっていくことを願っている。

26年前に開催された「水の波紋95」展時に記録されたヤン・フートの映像、「水の波紋95」展で作品を制作した川俣正が当時を振り返る映像を、「水の波紋展2021」の会期中、特別公開する。
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