コレクション展2021—夏なつやすみの美術館11野田裕示「集まる庭」
展覧会情報

開催期間
2021年7月17日 〜 2021年9月26日 まで
概要
夏休みに美術への扉をひらく展覧会。現在活躍する和歌山ゆかりの作家の作品と、近代美術館の収蔵作品コレクションを合わせて、新しい視点から美術の世界へ案内します。
「なつやすみの美術館」展は、夏休み中に美術館の収蔵作品を様々な角度から紹介し、11回目をむかえます。今年は御坊市出身の野田裕示さんの作品を、これまでに野田さんが関わってきた作家の作品とともに紹介し、現代の美術の展開を野田さんの制作の歩みとともに振り返ります。
御坊市で1952年に生まれた画家・野田裕示さんは、絵画というもののあり方をテーマに、制作を続けています。多摩美術大学で学び、1977(昭和52)年に東京の南画廊で初めての個展を開いて以来、多くの展覧会で発表を続けてきた野田さんの作品は、絵画はどうしたら絵画になるのかと問いかけてくるようです。この展覧会では、そんな野田さんの作品を、野田さんが出会ったり、特に関心を持ったりした芸術家の作品と並べて展示します。野田さんを通して、美術館のコレクションが集まり、新たに出会う庭となります。
更に10月には橋本市の教育文化会館において、野田裕示さんの個展を開催。紀の国わかやま総文2021、紀の国わかやま文化祭2021の開催にあわせて、様々な文化に触れられる機会を増やします。