播磨の工芸紹介—青野武市のガラス工芸—
展覧会情報
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開催期間
2021年6月12日 〜 2021年6月27日 まで
概要
青野武市(あおのたけいち/1921年7月16日~2011年6月22日)は現在の姫路市船津町に生まれ、県立姫路工業学校(現 県立姫路工業高等学校)工芸図案科を卒業後、各務(かがみ)クリスタル製作所に入社し、以後生涯をグラヴィール一筋に取り組みました。優れたデッサン力と造形、そしてガラスの表面に円盤状のグラインダーをあてて微妙な装飾を施すグラヴィールの卓越した技術で、ガラス工芸界に名を馳せました。本展では、生誕100年および、会期中の6月22日に命日を迎える没後10年の節目に、播磨で生まれ活躍した工芸作家・青野武市の足跡をたどり、グラヴィールというヨーロッパの技術と日本的な和の表現とが見事に調和した美しい作品の魅力に迫ります。