伊能図上呈200年記念特別展伊能忠敬

展覧会情報

伊能図上呈200年記念特別展伊能忠敬
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開催期間

2021年7月10日 〜 2021年8月29日 まで

概要

神戸市立博物館では、2021年7月10日(土曜)から8月29日(日曜)まで、伊能図上呈200年記念特別展「伊能忠敬」を開催いたします。

寛政12年(1800)閏4月19日にはじまり、あしかけ 17 年を要した伊能忠敬らによる測量事業。その成果は、文政4年(1821)7月10日に孫の忠誨(ただのり)によって、「大日本沿海輿地(よち)全図」として 幕府に上呈されました。これらは 1/36000 の大図 30 軸、1/216000 の中図 2 軸、1/432000 の小図 1 軸からなり、各地の測量を記録した『輿地実測録』が付されていました。
「大日本沿海輿地全図」は明治6年(1873)の皇居火災によって灰燼(かいじん)に帰します。また、東京帝国大学に保管されていた同図の控えも、大正12年(1923)の関東大震災で焼失したとされています。しか し、忠敬らによって作製された地図のいくつかは、大名家の手許に少なからず遺されています。
本展覧会では、最新の科学研究調査の成果を踏まえながら、忠敬らによって作製された地図やその写しを展示することで、忠敬の足跡を振り返ります。
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