春の所蔵展 五輪に咲いたポスター 「亀倉雄策の世界」
展覧会情報

開催期間
2021年6月12日 〜 2021年8月6日 まで
概要
亀倉雄策が手掛けた1964年の東京オリンピックのロゴマークは、聖火の火と日の丸の日(太陽)を重ねたシンプルなデザインではあるが、実にインパクトがあるではないか。ロゴだけではない、全力で駆ける陸上選手、水しぶきを上げ力泳する水泳選手の力強い動きを切り取ったポスターには迫力があり、選手達の気迫が伝わってくるようである。それは、ポスターに写真を取り入れたからであろうか。2021年、再び東京開催となったオリンピック・パラリンピックを記念して、亀倉雄策の過去に手がけたオリンピックポスターと企業ポスター等、彼の世に送り出した数々のポスターを紹介します。
亀倉雄策は、日本グラフィックデザイナー協会の初代会長を務め、フジテレビの旧シンボルマーク、日本電信電話のマーク、TDKのロゴマーク、サンケイアトムズ、ニコンFおよびヤクルトスワローズのユニフォームなどのデザインを創り出しました。