観潮楼の逸品—鴎外に愛されたものたち

展覧会情報

観潮楼の逸品—鴎外に愛されたものたち

開催期間

2021年4月3日 〜 2021年9月12日 まで

概要

「父は元気盛んな時代には家でも多く軍服で過し、身のまわりすべてキチンとしており、机上の書類、筆硯などその位置をくずした事はない」(森於菟『父親としての森鴎外』)

作品を執筆していたとき、陸軍省や帝室博物館に出勤する前、家族とくつろいでいたとき、鴎外を取り囲む風景の中には、数々の「もの」がありました。
硯や筆洗などの文具。落款印などの印章類。それらが置かれた小机。鴎外や家族、訪問者を迎えた玄関の扁額や、客間を飾った書や絵画。家族で遊んだ双六など…。鴎外の身近にあった「もの」は、鴎外を一番近くで見守ってきたものたちです。そこには歴史があり、物語があります。
 鴎外が時に購入し、時に譲り受けたこれらのものたちは、鴎外や家族が暮らした自邸・観潮楼(現・文京区立森鴎外記念館)にとってかけがえのない逸品です。
 本展では、当館で所蔵しているこれら観潮楼の逸品を展示します。明治、大正の文豪・鴎外に愛されたものたちを通して、洗練された意匠や精巧な細工を味わうと共に、それらを使用していた鴎外の姿や、飾られていた観潮楼に思いを馳せてみてください。そこから物語が立ち上がってくるはずです。
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