駿府博物館開館50周年記念御宿至彫刻展

展覧会情報

駿府博物館開館50周年記念御宿至彫刻展
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開催期間

2021年4月29日 〜 2021年6月27日 まで

概要

 御宿至(みしく・いたる)は1949年、富士宮市生まれ。現在、富士宮とローマ(伊)に、拠点を置き作家活動を続ける彫刻家です。24歳の時、イタリアへの片道チケットを握りしめ日本を飛びだした御宿は、イタリア国立ローマ美術アカデミア彫刻科に入学し、具象彫刻の巨匠エミリオ・グレコに師事します。その後、ローマ国立近代美術館(伊)、モント―バン市立美術館(仏)他において企画展の招待作家として選抜されるとともに、国立ローマ大学所属の現代美術実験美術館、スポレート市立現代美術館(伊)等で個展開催。作品は、マリーノ市立公園(伊)、アルボルノッツ・パレス・ホテル(スポレート・伊)、日本通運本社ビル(東京)、新宿イーストサイド(東京)等に設置されています。

 御宿の彫刻作品は目にみえないはずの"音"や"記憶"などがテーマになっているものが多く、形状に限らず質感や重量感にこだわることで、作者が感じたものが実態を得て鑑賞者に語りかけます。静岡県内では、静岡市民文化会館「記憶の風景-C」、アクトシティ浜松「記憶の風景」等が公共スペースに設置されています。

 本展では、世界中に猛威を振るうコロナ禍の中、様々な自然界の事象が発する「言葉」に今一度、真摯に耳を傾け、新たな価値観の模索をテーマに制作された新作を中心に展示します。

また、『創造の仕事に"挑み続ける"得難き友』と語る、安部龍太郎(直木賞受賞作家)氏をモデルとした"挑む男"も特別展示されます。
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