まちへ出よう展~それは水の波紋から始まった~

展覧会情報

まちへ出よう展~それは水の波紋から始まった~
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開催期間

2021年2月6日 〜 2021年6月6日 まで

概要

旧都営青山北町アパート(まもなく取り壊しが予定されている)には、高さ20mの給水塔があり、中国人アーティスト、ホワン・ヨンピン(1954-2019)はその上に竹で出来た5mの大仏を設置しました。大仏には100個以上の小さな鈴が付いていて、夏の夕暮れ、風で一斉に鳴り響き、辺りは地元の人たちの大切なスポットになりました。
これは、1995年、次々と画期的な展覧会を発信し注目を集めていたキュレーター、ヤン・フート(1936-2014)とワタリウム美術館が協力し、青山、原宿の街中の40箇所に現代美術の作品を設置した「水の波紋95」展*の様子です。それぞれのサイトに作品が置かれた30日間、そこには魔法が掛けられたかのように不思議な空気があふれ、さまざまな出来事が起きたという伝説の展覧会でした。

2021年、コロナ禍に翻弄され、経済や政治、コミュニケーションや人の考え方までもが大きな変化を余儀なくされています。そうした中、今回の「まちへ出よう展」は、屋外40箇所で展開した「水の波紋95」展を再び呼び覚まし、その源流となった作品をたどり、さらに2021年のアーティストたちが集結、様々な方法や時代精神を作品に託し、それら全てが融合し、次なる波紋へと広がって行くことを目指しています。
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