阪神間モダンライフ

展覧会情報

阪神間モダンライフ

開催期間

2021年3月8日 〜 2021年4月28日 まで

概要

武庫川女子大学附属総合ミュージアムは、近現代の着物や生活用品約3万6千件を所蔵しています。当館が位置する阪神間の暮らしが織り込まれたものです。2019年に寄贈されたS家コレクションも、そうした阪神間の暮らしを反映した資料群であり、暮らしの中で蓄積された衣類や生活用品で構成されています。

S家は、大阪船場の道修町の薬種問屋を出自とし、創立200年を超える企業の創業者の家系です。大阪の事業家が、家族の居宅や別荘を構えたことによって、阪神間に独自の生活文化圏を形成したことが知られていますが、当家は、そうした流れに先鞭をつけた船場商家の一つです。

従来、阪神間モダニズムとしてクローズアップされてきた対象は、近代になって阪神間地域を彩ることになった私鉄交通機関の敷設やそれにともなう宅地開発や遊園地・動物園などの施設、モダンな建築物や住居など、郊外住宅地の形成に関することでした。また阪神間に住んだ谷崎潤一郎・小出楢重や「西畑文化村」に住んだ佐藤紅緑などの作家や芸術家に関する事績が取り上げられてきました。この点は、阪神間に住んだ作家がとらえた、阪神間の「モダンライフ」として、本展でも触れています。

本展示では、船場商家の家族生活の中で使われ、その暮らしを支えたモノや人々の行動に注目します。暮らしに踏み込んだ、新たな試みとして、阪神間の「モダンライフ」を提案します。
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