冬の特別展名刀「博多藤四郎」の輝き戦国を生き抜いた武士の絆

展覧会情報

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概要

 江戸時代の北九州市域は豊前国小倉藩領と筑前国福岡藩領から成っていました。小笠原小倉藩初代藩主小笠原忠真の娘・市松姫が福岡藩3代藩主の黒田光之に嫁ぎ、小笠原家と黒田家は姻戚となりました。その際に福岡藩2代藩主黒田忠之が小笠原忠真に贈ったのが、鎌倉時代の刀工粟田口吉光が制作した短刀・通称「博多藤四郎」です。国の重要文化財に指定されている名刀をゆかりの地の北九州市で初公開します。さらに吉光の短刀のなかでも随一とされる、柳河藩主立花家に伝わった国宝と、宮内庁所蔵の旧重要美術品の3口を揃って展示します。
 本展は「博多藤四郎」を軸として、小倉藩と福岡藩を中心に、「戦国」を勝ち抜いたカリスマ的な初代藩主の後を継いだ黒田忠之などの2代目藩主が「ポスト戦国」の様々な課題をどのように解決して、藩政を確立したか明らかにします。また刀という武具の特性と多様な意味を検証し、武士のあり方と変化を明らかにしていきます。
 本展は、文化庁の「地域ゆかりの文化資産を活用した展覧会支援事業」の採択事業です。北九州市にゆかりの「博多藤四郎」を中心に、江戸時代前期の北九州地域の歴史と、刀剣などの武具、それを用いる武士のあり方に注目して日本の特徴的な文化の再発見を試みます。

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