漆うるわし—書写塗・竹田塗・丹波漆

展覧会情報

漆うるわし—書写塗・竹田塗・丹波漆
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開催期間

2020年10月24日 〜 2020年12月24日 まで

概要

 漆の木の樹脂を精製した「漆」の魅力を紹介する展覧会です。姫路では、書写山円教寺を中心に伝わる書写塗や、寺院仏具や仏壇、屋台の塗などにとって漆は欠かせない素材でした。古くから伝わる漆器について兵庫県下に目を向ければ、国史跡である竹田城跡(朝来市和田山町竹田)の麓で作られていた竹田塗もあります。こちらも書写塗と同様に近年まではまったく廃れており幻の漆器と謳われていました。
 また世界において、ジャパンといえば漆器を指すほどに日本を代表する工芸であるにもかかわらず、現代の漆工芸に使われる国産漆は全体の3%であるのが実情です。そのうち国産の7割を占める岩手県の浄法寺などをのぞけば、奈良時代から漆原料の産地とされる京都府福知山市夜久野町が、兵庫県に最も近い漆の産地です。本展では、兵庫県を中心としたうるわしい漆の一端について紹介します。
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