森家の歳時記—鴎外と子どもたちが綴った時々の暮らし

展覧会情報

森家の歳時記—鴎外と子どもたちが綴った時々の暮らし
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開催期間

2020年8月8日 〜 2020年11月29日 まで

概要

文豪・森鴎外が観潮楼(現・文京区立森鴎外記念館)に家族と暮らしたのは、明治25(1892)年から亡くなる大正11(1922)年までのことです。この間の鴎外の日記には、作家、陸軍軍医、父親…鴎外のさまざまな立場の日常が、淡々と記録されています。一方、鴎外の子どもたち(長男・於菟、長女・茉莉、次女・杏奴、三男・類)が後年に記した回想には、鴎外との暮らしが、明治・大正期の東京の風物とともに瑞々しく描かれています。

本展では、鴎外の日記や書簡、子どもたちの回想などをたよりに、森家の年中行事を通してその暮らしを照らし出します。また、大正2年の鴎外の日々、鴎外作品に描かれた季節を展覧します。いつの時代にも等しく時が流れ、季節がめぐります。森家が季節の移り変わりとともに営んだ観潮楼での暮らしや鴎外の季節表現は、現代のわたしたちが忘れかけている郷愁を呼び起こし、親近感を覚えることができるのではないでしょうか。


鴎外の記録と子どもたちの記憶をつなぎ合わせることで浮かび上がってくる、花見、川開き、避暑、クリスマス、正月など「森家の歳時記」をお楽しみください。
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