京都工芸繊維大学美術工芸資料館コレクション日本のポスター展-あの頃のゆめとあこがれ-
展覧会情報
開催期間
2020年6月2日 〜 2020年7月5日 まで
概要
京都工芸繊維大学が、その前身校のひとつである京都高等工芸学校の時代から現在に至るまで、デザイン・意匠研究の一環として蒐集した世界のポスターの中から、日本の商用・広報用のポスター作品を取り上げ、ポスターの持つ強烈な魅力に迫ります。情報伝達・宣伝広報という性格を持ち、大量に印刷されるポスターは、掲示され多くの人々・大衆の目にふれることで、所期の目的以上にその時代の空気を表現し世相と共鳴しました。
本店では、京都工芸繊維大学美術工芸資料館が所管される作品から、岡田三郎助、北野恒富、藤田嗣治、伊藤深水、小磯良平など近代日本画・日本洋画壇の重鎮たちが原画を描いたものから、戦後、亀倉雄策らがデザイン制作した東京オリンピックのポスターなど、明治期の美人画から、大正モダン、戦時広報、そして第二次大戦後の高度経済成長期に至るそれぞれの時代を彩り、かつ象徴する作品135点を紹介し、近代日本の歴史と世相の遷り変りをポスターという作品から辿ります。
特に、今年はオリンピックイヤーでもありました。これまで日本で開かれた、東京、札幌、長野などでのオリンピック広報ポスターとともに、万国博覧会広報ポスターも紹介しつつ、TOKYO2020を応援します。
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