常設展東京近郊のんびり散歩江戸時代から現代まで

展覧会情報

常設展東京近郊のんびり散歩江戸時代から現代まで
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開催期間

2020年6月2日 〜 2020年7月5日 まで

概要

 「東京近郊のんびり散歩」では、明治時代から現代までの、東京とその近郊を描いた作品を紹介します。名所浮世絵に明治の新しい風を吹き込んだ小林(こばやし)清親(きよちか)や井上(いのうえ)安治(やすじ)。国木田(くにきだ)独歩(どっぽ)が「武蔵野」を書いたのとほぼ同じ時期、のどかな農村風景をスケッチに残した不同舎の画家たち。多摩地域にアトリエを構え、自然を愛して暮らした正宗(まさむね)得三郎(とくさぶろう)や松村(まつむら)健三郎(けんざぶろう)。公開制作で府中市内のスナップ写真を撮影した鷹野(たかの)隆大(りゅうだい)。それぞれの作家たちが、空の青さ、季節が変わる匂い、道行く人々のざわめき―忙しい毎日の中では見過ごされ、忘れられてしまいそうな、一瞬一瞬の風景を切り取っています。公園を歩くようにのんびりと、美術館での風景散歩を楽しんでいただければ幸いです。
 「江戸時代から現代まで」では、江戸時代後期の洋風画から、明治以降の洋画、現代の大画面作品まで、府中市美術館コレクションの中心となってきた作品たちを紹介します。清水(しみず)登之(とし)《チャイルド洋食店》や牛島憲之(うしじまのりゆき)《貝焼場(午後)》など、人気の作品が登場します。
 通常より常設展の面積を拡大し、約190点の盛りだくさんの内容で、みなさまのお越しをお待ちしています。
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