江戸から東京へ

展覧会情報

江戸から東京へ
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開催期間

2020年4月2日 〜 2020年6月14日 まで

概要

 2020年度春季特別企画展では、「東京」という土地に焦点を当てた展覧会を開催します。
 慶長8年(1603)に幕府が開かれて以降、江戸は政治・経済の中心地として栄え、文化が花開きました。浮世絵が誕生したのも江戸時代です。江戸に生まれ、名所絵で人気を博した歌川広重も、同地を多彩な表現で描き出しました。晩年に手掛けた《名所江戸百景》では、約120もの場所を取り上げ、当時の江戸の様子をありありと伝えています。
 慶応4年(1868)、江戸は東京に改名され、同地は一層日本の中心としての役割を強めていきます。西洋文化が流入し景観が変化していく一方、古き良き江戸の風情も残されていました。井上安治の《東京真画名所図解》には、江戸から東京へと移り行く過渡期の様子が情緒豊かに描かれています。
 本展では、広重の《名所江戸百景》と共に、安治の《東京真画名所図解》など、東京を題材とした近代版画も併せてご覧いただきます。江戸から東京へ移り変わるさまを、浮世絵を通してお楽しみください。
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