中国陶磁—青磁・白磁への憧れ—
展覧会情報
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開催期間
2020年1月25日 〜 2020年7月25日 まで
概要
中世、有数の都市として発展した鎌倉では、中国大陸や朝鮮半島からさまざまな文物がもたらされました。特に青磁(せいじ)や白磁(はくじ)・緑釉陶器(りょくゆうとうき)、絵画・彫刻・漆製品などは「唐物(からもの)」と呼ばれ、当時のひとびとに広く珍重されました。そこで本展では、中世の鎌倉に中国などから大量に流入した舶来品のうち、市内出土品のほか市内寺社に蔵された貴重な伝世品を展示します。また、足利氏などの鎌倉武士が居た、ゆかりの地域に由来する品々も展覧に付すことで、中世東国の武家文化の優美な一面を垣間見ようと思います。