広重翁—晩年の画業と「写真(しょううつし)」

展覧会情報

広重翁—晩年の画業と「写真(しょううつし)」
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開催期間

2023年10月5日 〜 2023年12月10日 まで

概要

江戸時代後期を代表する浮世絵師、歌川広重(1797-1858)。その晩年の代表作を通して、広重の画業と「写真」との関係に迫る展覧会が、中山道広重美術館で開催されています。

嘉永元年(1848)から数え62歳で没する安政5年(1858)までの約10年間、広重は「東海道五拾三次之内」や「木曽海道六拾九次之内」といった代表作の制作を経て、さらに円熟した画風を展開していきます。

本展では、この晩年の代表作を中心に、広重の画業における「写真」の役割を探ります。広重は、自らの画業において「写真」を重視しており、絵手本『絵本手引草 初編』(1848)では、「画は物のかたちを本とすなれば写真(しょううつし)をなして是に筆意を加ふる時は則(すなわち)画なり」と述べています。

展覧会では、広重が実際に撮影した写真や、写真から着想を得て描かれた作品など、さまざまな資料を展示し、広重の「写真」への関心と、その影響を紹介します。



本展は、広重の画業と「写真」の関係を多角的に考察する、貴重な機会となるでしょう。ぜひ、この機会に足を運んで、広重の画業の新たな魅力に触れてみてください。
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