OKADA-ROOM vol.28光をえがく—岡田三郎助とその周辺画家から—
展覧会情報
開催期間
2023年9月14日 〜 2023年12月17日 まで
概要
佐賀県立博物館・佐賀県立美術館で開催中の『OKADA-ROOM vol.28光をえがく—岡田三郎助とその周辺画家から—』は、明治から昭和初期にかけて活躍した日本近代洋画の巨匠・岡田三郎助の画業と、その周辺画家たちの光の表現をテーマとした展覧会です。岡田三郎助は、明治30年(1897年)に渡仏し、ラファエル・コランらに師事して、光の表現を学びました。帰国後は、明治洋画壇のリーダーとして活躍し、光の表現を日本画に取り入れた作品を数多く残しています。
本展では、岡田三郎助の代表作である《夕陽》をはじめ、光を活かした作品を約30点展示しています。また、岡田三郎助の弟子である黒田清輝や久米桂一郎、その周辺画家である藤島武二や岸田劉生の作品も展示しており、日本近代洋画における光の表現の変遷をたどることができます。
本展の見どころは、岡田三郎助の光の表現の魅力を、その周辺画家たちの作品と比較しながら、多角的に鑑賞できることです。光の表現が、絵画の表現に与えた影響や、その時代における美意識を、体感することができます。
光の表現に興味がある方や、日本近代洋画の魅力を再発見したい方におすすめの展覧会です。ぜひ、この機会にご来場ください。