吉祥文様と草虫

展覧会情報

吉祥文様と草虫
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開催期間

2023年9月2日 〜 2023年12月10日 まで

概要

京都の高麗美術館で、開館35周年記念展『吉祥文様と草虫』が開催されています。

本展では、吉祥文様と草虫をモチーフにした、高麗美術の代表作約100点を展示します。

吉祥文様とは、幸福や繁栄を象徴する文様のことで、高麗美術では、牡丹や菊、雲鶴など、さまざまな吉祥文様が用いられました。

草虫とは、虫や植物をモチーフにした文様のことで、高麗美術では、蚕や蝶、蓮や梅など、さまざまな草虫文様が用いられました。

本展では、吉祥文様と草虫の文様が描かれた、絵画、陶磁器、金属工芸、漆工芸などの作品を展示します。

中でも注目は、高麗時代の代表的な絵師である李公亮(りこうりょう)の「牡丹図屏風」です。牡丹は、富貴や繁栄を象徴する吉祥文様であり、本作では、鮮やかな色彩で描かれた牡丹が、見る者に華やかな印象を与えます。

また、高麗時代の陶磁器である「青磁蓮華文碗」も見どころの一つです。蓮は、清浄や再生を象徴する吉祥文様であり、本作では、青磁の美しい色合いと、上品な蓮華文が調和しています。

本展は、高麗美術の華やかな美しさと、吉祥文様や草虫文様の豊かな表現力を堪能できる機会となります。
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