菊と扇~〈黒書院〉四の間~

展覧会情報

菊と扇~〈黒書院〉四の間~
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開催期間

2023年10月5日 〜 2023年12月3日 まで

概要

文化庁移転記念事業として、元離宮二条城の二の丸御殿障壁画(重要文化財)の原画を展示する『菊と扇~〈黒書院〉四の間~』が開催されています。

〈黒書院〉四の間は、後水尾天皇の行幸の際に、列席した公家や門跡衆をもてなす場で、公卿たちの宴席となりました。襖や壁には咲き誇る菊を、長押の上の壁には風になびく薄を背景にした扇が描かれており、間近で原画を鑑賞することができます。

菊は、古くから日本人に親しまれてきた花であり、秋の季語としても知られています。扇は、日本の伝統工芸品であり、さまざまな形や意匠があります。

本展では、〈黒書院〉四の間障壁画の菊と扇の図柄を、襖や壁面の一部を切り取った状態で展示します。これにより、障壁画の細部までじっくりと鑑賞することができます。

また、菊や扇をモチーフにした茶道具や工芸品も展示されます。茶道具は、千利休や古田織部など、茶の湯の歴史に名を残す茶人たちによって作られたものばかりです。工芸品は、現代の作家によるものから、江戸時代の伝統工芸品まで、幅広く展示されます。

本展は、菊や扇の美しさや、日本の伝統文化の魅力を再発見する機会となるでしょう。
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