山の見える風景—売薬版画から—

展覧会情報

山の見える風景—売薬版画から—
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開催期間

2023年7月21日 〜 2023年10月29日 まで

概要

富山市民俗民芸村の『山の見える風景—売薬版画から—』は、江戸時代から明治時代にかけて富山で発展した売薬業に関する版画や資料を展示する企画展です。売薬業者が旅先で見た山々や風景を描いた版画は、日本各地の自然や文化を伝える貴重な資料です。富山の売薬文化や歴史に触れることができます。

展示される版画は、富山市民俗民芸村の売薬資料館に所蔵されているもので、約200点の中から選ばれた約50点です。売薬業者が訪れた地域は、北は北海道、南は九州、西は朝鮮半島、東は奥州まで広がっており、その多様性と広大さに驚かされます。また、版画に描かれた山々や風景は、当時の人々の視点や感性を反映しており、現代とは異なる表現や解釈が見られます。例えば、立山連峰は「三方ヶ原」と呼ばれ、雪渓や氷河が強調されています。また、富士山は「不二ヶ嶽」と呼ばれ、その姿は様々に変化しています。

この企画展では、売薬業者が見た日本の山々や風景を通して、富山の売薬文化や歴史を知ることができます。また、当時の人々の視点や感性を理解することで、現代の私たちとは異なる日本の自然や文化に触れることができます。
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