びいどろに宿る美—色と形—

展覧会情報

びいどろに宿る美—色と形—
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開催期間

2023年1月2日 〜 2023年9月10日 まで

概要

愛媛県松山市の道後温泉にある瓶泥舎びいどろ・ぎやまん・ガラス美術館で開催中の企画展。江戸時代に作られた日本独自のびいどろの魅力を、色と形の二つの視点から紹介する。自然素材や天然鉱物による黄、青、緑、紫など濃淡ある色彩の豊富なバリエーションや、無色のガラスでさえほのかに色のついたぬくもりが感じられる。形の多くは、吹き竿の先端に熱く溶けたガラスを巻き取り、シャボン玉のように空中で膨らませる「宙吹き」で作られており、ふっくらと伸びやかな曲線は一瞬の手わざで生み出された偶然の美ともいえる。金型や土型にガラス種を落とし吹き込む「型吹き」も盛んに行われており、型吹きびいどろに浮び上がるのは花や水玉、動物などの日本の伝統的な紋様である。光を当てると、凹凸の型跡がゆらゆらと揺らめき、ガラスの色を映した影が広がる。
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