所蔵茶道具展桑山美術館所蔵品選より

展覧会情報

所蔵茶道具展桑山美術館所蔵品選より

開催期間

2022年9月7日 〜 2022年12月4日 まで

概要

開館20周年を記念して発行した図録『桑山美術館所蔵品選』には当館を代表する絵画35点、茶道具57点、現代陶芸8点の計100点が掲載されています。例年の茶道具展ではテーマを設定し、その内容に応じた道具をご覧いただいておりますが、今回は掛物から花入、茶器、茶碗など掲載した茶道具57点で構成します。

 室町時代中期 画像左の掛物は宗祇より古今伝授を受けた室町時代中期の連歌師で歌人の牡丹花肖柏(ぼたんかしょうはく)が、神事や祭礼、参詣の際に詠んだ神祇歌をしたためた懐紙で、濃墨で伸びやかな筆遣いとなります。
 また、黄瀬戸の筒茶碗は本来、向付のような高級食器として作られたと考えられます。底の高台はわずかに付く程度、肌の色は「油揚手」に属すやや渋めのある黄色で、胴部中央三か所の線刻文にはタンパン(銅緑釉)が点じられ、内部に通り抜けた「抜けタンパン」は見どころの一つとなります。
 
 このように今回は一点ずつ作品をご覧いただき、時代を経て現代に伝わった茶道具から愛用した人々の美意識や、作品ごとの技法や意匠など様々な観点から鑑賞していただきたいと思います。                    
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