遊ぶ浮世絵おもちゃ絵展2
展覧会情報
開催期間
2022年8月6日 〜 2022年10月2日 まで
概要
江戸の風俗を描いた浮世絵には江戸時代の終わり頃になると、幕府を面白おかしくからかう風刺画もでてきました。一方で、女性や子ども向けに学びや楽しむための浮世絵も出版されていきました。今では、これらの多くが“おもちゃ絵”と呼ばれています。おもちゃ絵を大きく区分すると、下記のようになります。
①豆本やもの尽しなど現代の教材や図鑑にあたるもの
②切り抜いて組み立てるペーパークラフトのような組上げ燈篭(立版古)
③双六やかるたのような絵合わせなどボードゲームにあたるもの
④凧絵やその他
特に、歌舞伎の名場面等を再現した「組上げ燈篭」は何枚もの大判浮世絵を使い、明治時代後半には隆盛を迎えました。
近代日本の出版物に多大な影響を及ぼした“おもちゃ絵”の世界を楽しんでみましょう。
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