夢二の次男・竹久不二彦の画業(後期)

展覧会情報

夢二の次男・竹久不二彦の画業(後期)
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開催期間

2021年12月25日 〜 2022年3月13日 まで

概要

当館では、平成30年度(2018)に、竹久夢二(1884-1934)とその次男・不二彦(1911-1994)の作品や遺品から成る「竹久家コレクション」の一括寄託を受け、令和2年度までに全点収蔵しました。夢二の死後、不二彦はその顕彰活動に奔走しつつ、多彩な画業に携わりました。昭和のほぼ全期を通してイラストレーターなどとして活躍するかたわら、趣味の絵画制作をつづけ、戦後の一時期には北海道の沙流郡門別町(現日高町)富川で中学・高校の美術教師として教壇に立って多くの生徒から慕われていました。この度の展覧会では、「竹久家コレクション」の約1000点におよぶ不二彦の作品のなかから、活動領域は夢二と重なりながらも異なる作風で制作した不二彦の知られざる画業を紹介します。なお、本展覧会の会期中には、コーナー展示「木版摺りによる夢二の装幀と和文具」を開催し、夢二装幀本や和文具の摺り本など54点を貼り込んだスクラップブック(竹久家コレクション)とその関連作品を展示します。
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