渋沢栄一から妻 千代への手紙~あらあらめてたくかしく~
展覧会情報
開催期間
2021年9月25日 〜 2022年1月30日 まで
概要
渋沢栄一は安政5年(1858)に、一歳年下の従妹・尾高千代と結婚をしました。幼馴染であった栄一と千代は、強い絆で結ばれ、互いにかけがえのない存在となります。栄一が郷里・血洗島村を旅立ち、一橋家に出仕して国事に奔走したとき、幕臣としてフランスへ渡ったとき、帰国後に明治新政府の官僚として近代化に奔走したとき、そして第一国立銀行の創立後に実業家として活動したときにも、繁忙極める栄一を支えたのは妻の千代でした。
本展では、当館が所蔵する約30通の、栄一から千代に宛てた書簡を一挙公開し、激動の幕末維新期を生き抜いた二人の絆、夫婦愛に焦点をあてます。