特集展示新発見!なにわの考古学2023
展覧会情報
開催期間
2023年10月4日 〜 2024年1月8日 まで
概要
大阪歴史博物館で開催中の特集展示『新発見!なにわの考古学2023』では、令和3年(2021)から4年(2022)度を中心に、大阪市内の遺跡発掘調査の中から、主な調査成果を出土遺物や写真パネルで紹介します。大阪市内には数多くの遺跡が埋もれており、毎年各地で発掘調査が行われています。本展覧会では、住吉区山之内遺跡で出土した旧石器時代から縄文時代にかけての狩猟具、JR新大阪駅付近にある西中島7丁目所在遺跡B地点で見つかった古代~中世の建物跡と土器群、中世の信仰をうかがうことのできる浪速区浪速東遺跡出土の杮経(こけらきょう)などを展示します。
本展覧会では、以下の5つのテーマで、大阪の長い歴史と文化を紹介します。
* **旧石器時代から縄文時代**:石器や土器などの出土品から、大阪の原始時代の生活や文化を紹介します。
* **古代から中世**:建物跡や土器などの出土品から、大阪の古代から中世の政治や社会、文化を紹介します。
* **中世の信仰**:杮経や仏像などの出土品から、中世の大阪の信仰や宗教観を紹介します。
* **近世から現代**:江戸時代から現代にかけての遺跡から、大阪の近代化や現代社会の形成を紹介します。
本展覧会を通して、大阪の長い歴史と文化に触れ、大阪の魅力を再発見することができます。