交感する神と人—ヒンドゥー神像の世界
展覧会情報
開催期間
2023年9月14日 〜 2023年12月5日 まで
概要
ヒンドゥー教は、インドを起源とする多神教である。信仰の対象となる神々は、創造神、護持神、破壊神など多様であり、それぞれの神話や特徴を持つ。ヒンドゥー教徒は、神々の姿を現した神像を信仰の対象とし、礼拝や儀式を通して神々と交流する。国立民族学博物館で開催されている特別展『交感する神と人—ヒンドゥー神像の世界』では、インドやネパールだけでなく、日本やヨーロッパで制作された約600点の神像が展示される。これらの神像は、石や金属、木材などさまざまな素材で作られ、それぞれに独自の特徴を持つ。
本展では、神像の姿や神話を通して、ヒンドゥー教の神々とその信仰のあり方を多角的に紹介する。また、神像への供物や装飾など、神々を敬うためのさまざまな工夫も紹介し、神々と人との深い関わりに迫る。
本展を通して、ヒンドゥー教の多様な神々や、神々を信仰する人々の姿を知り、多神教的な世界観に触れることができる。