安城譜代1徳川の支柱酒井氏—左衛門尉家と雅楽頭家—

展覧会情報

安城譜代1徳川の支柱酒井氏—左衛門尉家と雅楽頭家—
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開催期間

2023年7月15日 〜 2023年8月27日 まで

概要

安城市歴史博物館の特別展「安城譜代1 徳川の支柱酒井氏」は、古くから松平氏に仕えた氏族である安城譜代の中でも大きな活躍をした酒井氏の歴史と功績を紹介する展示です。酒井氏は、松平・徳川氏の下で活躍する以前の出自に不明な点が多く、松平氏と同族という説や碧海郡や幡豆郡の地名に由来する一族という説などがあります。今回の展示では、酒井忠次の系統の左衛門尉家と酒井政家(正親)の系統の雅楽頭家に焦点を当てます。左衛門尉家の酒井忠次は後に井伊直政・本多忠勝・榊原康政らとともに徳川四天王といわれましたが、他の三氏と異なり領内の一部支配を任された唯一の人物でした。また雅楽頭家は江戸幕府創設の後も酒井重忠や忠勝・忠世など大老となる人物を輩出し、江戸時代を通して名家として認められていました。戦国期から江戸時代初期にかけての酒井氏にかかわる資料や名宝を展示しており、その中には「伊予札桶側菱綴胴具足 酒井忠利所用」(小浜市指定文化財)や「黒塗軍配団扇」(致道博物館蔵)などがあります。
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